先輩社員紹介

いろんな顔の多面的なサービスを支える、
設備の裏側をシステムの力で、より良く変えていく。

通信インフラ事業

基幹ネットワーク
NTT西日本
HIROKO MIYAGI
宮城 弘子
NTT西日本 技術革新部
ITイノベーション部門 リソース管理担当
平成22年入社/工学部 市民工学科卒

MOTIVATIONMOTIVATION

都市計画は誰が、何のために…。
その答えを探し始めて、情報インフラの重要さに気づいた。

大好きな街が、変わっていく――。都市の風景と、自然に溢れた里山が共存するふるさとに、高速道路や幹線道路が次々とできる。便利になる一方、私も家族も地域の人も抱く疑問。「何か大切なものが失われていないか?」。都市計画って、誰が何のために描くんだろう…。その答えが知りたくて都市工学を専攻。そこで学んだのは、暮らしを豊かにするライフラインの大切さと、防災などの緊急時に的確な情報伝達が大事であること。「情報インフラを、ライフフィールドにしたい」。そう思った時、地域に根ざした情報通信を牽引するNTT西日本をその舞台にする、と心に決めた。

MOTIVATION

MISSION

「人の技術」を自動化し、
設備技術の継承と業務効率化を実現へ。

日常生活を守る通信ネットワークの充実や、アライアンスパートナーとの新ビジネス創出など、NTT西日本はいろんな顔を持ち、多面的なサービスで世の中に貢献を果たしている。お客様に少しでも早くサービスを届けるための最適なシステムを開発・運用するのがITイノベーション部門の役割だ。いま、情報通信技術を支える技術者は高齢化し、技術の継承や効率的な管理運営が大きな課題として顕在化してきている。光ファイバのグランドデザインを実施する設備部門と現場工事を担当する協力会社を密接につなぎ、お客様からの依頼からサービス提供までを支援するシステムを開発することが私のミッションになった。

お客様にサービスを届けるためにどの電柱から、どの経路で、どんなケーブルをつなげるのか。NTT西日本が長年培ってきたノウハウを使って行う設備構築のグランドデザイン(机上検討)や現場での詳細な設計業務(実施設計)の標準化を実現し、だれでも出来るようにする。それは「人の技術や経験」をシステムが担う、ということ。お客様に光を開通させることの難しさ、明文化できないグランドデザインのノウハウ、現場を思い描くことの大切さ、を知る者として、簡単ではないことはわかっていた。NTT西日本社員の大多数が利用するシステムである。不安に押しつぶされそうになる反面、影響や責任がとてつもなく大きいこの仕事こそ自分が挑戦すべきことである、と確信した。

EPISODE01EPISODE01

地域や工事環境の「違い」を乗り越えて
判断ロジックをいかに標準化できるか。

グランドデザインにはこれまで先人たちが培ってきたノウハウが詰まっており、地域ごとに独自の方法が存在している。どのようにこの複雑なノウハウを“いいとこ取り”し、平準化できるかがこの開発の鍵を握る。何よりもまず、判断の本質を見極めようと、いろいろな地域にいる熟練技術者に直接アプローチをかけ、ヒアリングに取り組んだ。大都市圏と田舎の工事のやり方、技術者それぞれのこだわり…。いろんな「違い」が見えてくると同時に、最大の壁は慣れ親しんだ「自分たちのやり方」への愛着だと気づいた。「そんなこと言われても、それじゃできない!」。語気強く言い返される度に、「本当に、自分に出来るのか?必要なことなのか?」自分がやらなければいけないことを見失いそうになった。

それでも「信念」を貫くしかない。諦めずに対話を重ね、地域の違いをすり合わせ、地域特性を柔軟に飲み込めるような選択肢はないか、ひとつずつ明確化することからはじめた。「いまシステム化できなければ、人も技術もなくなる。お客様にNTT西日本のサービスを提供することが出来なくなる」と伝え続けることで希望の光が差し始めた。熱意を持って訴え続けることにより、当初は頑なな姿勢を崩さなかった技術者たちが「自分たちのやり方」を変え、ともに進路を歩み始めることとなった。

EPISODE02EPISODE02

システム開発は、NTT西日本のためだけでなく
お客さまが喜ぶ笑顔のためにある。

協力会社からも現状の「実施設計」の業務フローをヒアリングしながら、2016年夏、ついにシステムが完成。冬から稼働を始めた。同時に、開通時に手動で処理をしていたものを自動化するフロースルー化も実現し、NTT西日本の各支社と協力会社のシステムを連携。参照性の低いデータ管理方法や紙を使った日々の工事確認というアナログな管理手法にこれまで膨大な時間をかけてきたものを、システムで集約。「何を、いつ、どのように」という情報を瞬時に確認できるようにし、大きな業務改善にもつなげた。もちろんサービス品質の向上にも直結した。

NTT西日本と協力会社、双方のプロフェッショナルと出会いを重ねるごとに、大切に思うようになったことは、どこにいても「お客さま目線」を常に忘れないということ。「少しでも早く工事を完了し、お客さまにサービスを提供したい」「お客さまがいてこそ、私たちの仕事がある」という想い。技術の継承も業務の効率化も、NTT西日本のためだけでなく、お客さまが喜ぶ笑顔につながっていることに、想いを強くした。今でも「お客様を待たせない、満足してもらいたい」という想いに変わりは無い。

NEXT CAREER

次なるテーマはNTTグループ全体の標準化。
技術力もマネジメント力も、まだこれから。

光ブロードバンドサービスや新たなサービスの提供、光コラボレーションの立ち上げなど、すべてにシステムが有り、そのシステムの開発・改善に終わりはない。そしていま、新たなプロジェクトが始動している。NTTグループ全体でサービスやシステムを「標準化」する、スケールの大きなプロジェクトだ。会社をまたぐこのプロジェクトには、これまで経験したような地域の違いとは質の異なる「違い」があるのはわかっている。だが、これまでの開発経験は自分の自信となり、何よりも「お客さまの笑顔」という判断軸がある限り、このプロジェクトを成し遂げられない理由はない。設備の知識やノウハウに、社内の各部門・現場、協力会社とのスムーズな連携。高い技術力や見識だけでなくプロジェクトをまとめるリーダーシップも、まだまだ学ぶべきことだし、学んでいきたい。私はいつもその先にある「情報通信を使って実現される豊かな暮らし」を思い描いている。

NTT西日本の先輩社員