先輩社員紹介

斬新な発想、高度な技術を駆使して
次代のネットワークの形を探っていく。
そこには社会発展の根幹を担う醍醐味がある。

通信インフラ事業

基幹ネットワーク
NTT西日本
MASAMI TAMARI
玉利 真海
NTT西日本 設備本部 ネットワーク部
ネットワーク&サービス推進部門 NWアーキテクチャ担当
平成21年入社/発達科学部 人間環境学科 自然環境論コース卒

MOTIVATIONMOTIVATION

人々が快適に生きるための環境づくりは
通信の新しいサービスが可能にするはずだ。

生物、化学、物理など科学を通じて多角的に環境をとらえることを学んだ学生時代。頭の中を占めていたのは、人が生きていくために適した環境を探求することだ。いざ就職活動に臨んだとき、学問とは異なる現実に即した世界が見えてきた。「時代やニーズに合ったサービスを創造することが、よりよい環境づくりにつながるのではないか。自分がそれに携わって、新しいライフスタイルを築いてみたい」。通信という業種にとらわれずアプローチできる壮大なフィールドを持ち、幅広い分野において、多くの人々にとって最適な社会をめざすNTT西日本で、夢を追いかけたくなった。

MOTIVATION

MISSION

将来あるべきネットワークのグランドデザインを描き、
緻密&マクロな取り組みを通じて進化を図る。

社会に不可欠な通信ネットワークの将来像をにらみ、今後の形や機能はどうあるべきなのかを考えて具体化を図るのがネットワーク&サービス推進部門だ。いわば未来型サービスを実現するネットワークのグランドデザインやコンセプトを策定する部門で、仮想化技術の適用や装置類の簡素化などを通じ、コスト低減と運用性の向上を可能にする次世代ネットワークのアーキテクチャ(構成)について日々検討を行っている。私はその中で、電話に代表される音声系サービスを提供するネットワークのあり方を探っていく業務を主に担当。スマートフォンやSNSなどコミュニケーション手段が多様化する状況下において、ルーラルエリアにまだ多く残る光サービス未提供エリアでの電話サービスの継続利用も含め、これからの音声系サービスを提供するネットワークの姿を明らかにすることがミッションとなっている。

NTT西日本が展開する電話ネットワークは広大で、その隅々までをより利便性の高いネットワークに刷新することは一朝一夕には終えられない。設備の大容量省電力化等による低コストでの実現、既存電話網からの移行、他の電気通信事業者との接続性 etc.…。技術とサービス両面を見据える広い視野、長期の取り組みで達成しなければならない数々のテーマが山積しているのだ。ひるむことなくそれらに立ち向かい、お客さまにとって最良のネットワークを構築できるよう、目前の仕事を一つひとつ丁寧にこなすことに全力を尽くしている。

EPISODE01EPISODE01

近年の通信大変容となった070携帯電話の登場。
NTT西日本のプロジェクト推進役を任命された。

2013年秋、携帯電話番号の不足に対応するため「070」で始まる番号が追加された。さらにその一年後には、先んじて070を使用していたPHSと携帯電話との番号ポータビリティが始動。一見、携帯電話事業者だけの対応案件と思えるこの通信の大変容の中で、NTT西日本は重大な責務を果たす必要があった。それは、070携帯電話と固定電話を接続する上での番号認識や音声品質の確保、PHSとの料金識別など固定電話網へさまざまな機能開発等を要したことだ。新たに070を利用されるお客さまには、他の携帯電話番号と同じサービスを提供することが絶対条件。

お客さまに寸分の迷惑をかけることなくスムーズかつ速やかに新番号の市場投入を実現しなければならない。このプロジェクトにおいて、NTT西日本の推進役に抜擢されたのが私だ。まっとうすべき任務は、携帯電話会社など各関連事業者との情報共有、意見交換ほか社外と密に連携・連絡をとり、固定電話網の改修・機能開発からお客さま周知までを推進・進捗管理すること。情報通信を所管する総務省への定期報告も滞りなく行わねばならなかった。西日本の枠を越えて社会全体に大きな影響を与える仕事に、それまでにも増して闘志がわき上がった。

EPISODE02EPISODE02

多様なベクトルをフラット思考で一方向に集約。
自らの思いを乗せて新電話番号を社会へ発信。

まず取り組んだのは、今回のプロジェクト達成に必要な固定電話網の改修・機能開発内容等を洗い出すことだ。私は技術部門をはじめとする社内の関係部門間を奔走してその一つひとつを確認、実行への具体的な道筋を追った。しかし、部門ごとにスケジュール、運用性、サービス性、制度面上の戦略などさまざまな観点を重視したい意見が相次ぎ、なかなかベクトルを一方向に合わせられない。プロジェクトの推進役としてなすべき仕事の本質は何かー。私は一度原点に立ち戻り、できる限りお客さま目線に立ったフラットな思考で集まった意見を客観評価。ポイントを関係メンバーで明確に議論できる場も設けて全体の動きを集約・前進させることに注力した。そんな中、もっとも大変だったのが固定電話から070携帯電話にかける場合に、選択中継サービスを利用するお客さまへ設定変更等に関して周知することだ。

自社のホームページや各種媒体等にNTT西日本のサービスの変更点と機器の設定変更等をわかりやすく的確に示すために、お客さま対応組織での経験がない私がまとめ上げるのは苦難の連続。周知文の原案作成や関連事業者との内容のすり合わせ、情報共有の徹底など、やれることは全部やり、各段階に自分の思いもしっかり注ぎ込んでお客さまへの周知を図った。こうして、全国一斉に070番号が始まる日がついに到来。サービス開始以降は、お客さまからの大きなトラブルもクレームもなく、今日を迎えられている。思い返せば、かつて上司に言われた「どんなときも自分がなぜ、どうしたいのかを考える、心を込めた仕事をしろ」という言葉。それを体現できたからこそ、このプロジェクトを成功に導けた気がしている。

NEXT CAREER

働きやすい職場で幅広いスキル獲得に努め、
新しいライフスタイル創造を必ずやり遂げたい。

プロジェクトを無事に終えてまもなく、初めての子供を授かった私。現在は出産休暇・育児休職の後の短時間勤務を利用中で、上司を含めた仕事仲間たちのあたたかな気遣いを受けながら仕事と家庭の両立に充実した日々を過ごしている。以前に比べて仕事に対する計画性への意識はより高くなった気がしており、入社時に抱いた「世の中に新しいライフスタイルを築きたい」思いは今も心の中で大きな部分を占めている。これから先はその実現に向け、技術スキルだけでなく組織や事業を幅広くマネジメントできる力を持つ人材になることが目標だ。そして、子供に「働くのは面白そう」と思われる親になっていたいと考えている。

NTT西日本の先輩社員