NTT西日本グループ 新卒採用情報2020 驚かせ、未来。
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PROJECT STORY

07
  • NTT西日本
  • NTTネオメイト

産業を活性化させるための
前例のない街づくり、
「Fukuoka City LoRaWAN™」構想

PROJECT MEMBERS
PROJECT MEMBERS
(左から)
  • 宮田 健 KEaN MIYATA
    NTTネオメイト
    ITビジネス本部
    ネットワークサービス推進部
  • 四宮 ゆかり YUKARI SHINOMIYA
    NTT西日本
    ビジネスデザイン部
    IoTビジネス部門
  • 宮崎 正典 MASANORI MIYAZAKI
    NTTネオメイト
    ITビジネス本部
    ネットワークサービス推進部
  • 岡本 展明 OKAMOTO
    NTTネオメイト
    ITビジネス本部
    ネットワークサービス推進部
1 プロローグ
NTT西日本とNTTネオメイトと福岡市が
LoRaWAN™タッグを組み、
新たな街づくりに挑む。
NTT西日本とNTTネオメイトと福岡市が
LoRaWAN™タッグを組み、
新たな街づくりに挑む。

福岡市は、経済活性化を目的とする国家戦略特区の一つに指定されており、
「グローバル創業・雇用創出特区」として創業の支援とビジネスの創出に取り組んでいる。
もともと盛んだった情報通信産業のさらなる発展をめざし、IoT分野の事業支援や、
IoTを活用した街づくりを進めていたが、そこには「通信コスト」と「消費電力」という二つの障壁があった。
そこで福岡市は2017年に「省電力」「長距離」を特徴とする通信方式「LPWA」を活用し、
市内広域に「Fukuoka City LoRaWAN™」を構築して、企業に無償で提供するIoTプロジェクトを立ち上げ、
実証環境の整備と運営の委託事業者を公募した。
一方、LPWAの可能性を模索していたNTT西日本では、
2016年6月よりビジネスデザイン部と研究開発センターによるLoRaWAN™のフィールドトライアルを実施していた。
すでに関西で数社の大手企業と実証実験を実施し、知見が深まっていたことから、NTTネオメイトが提供主体となり、
九州のデバイスメーカーBraveridge社と「Fukuoka City LoRaWAN™」の構想を提案。
入念なサイトサーベイなど、きめ細やかなプランニングが評価され、採択に至った。
プロジェクトには、企画提案の中心メンバーであるNTTネオメイトネットワークサービス推進部の岡本、宮田、宮崎らがアサインされたが、LPWAソリューションにおいては初めての受注であり、誰もが手探りの状態でプロジェクトはスタートした。

宮崎

今までIoTや無線通信に携わる業務経験がなかったので、不安はありました。しかし、生活や産業などさまざまなものがネットワークにつながり、新しい価値を創造していくIoT分野に携わることへの期待の方が大きかったです。知らないこと、わからないことが多いほど、チャレンジ意欲が湧いてきました。

2 ミッション
NTT西日本グループのシンボルとなる
一大プロジェクトにしたい。
NTT西日本グループのシンボルとなる
一大プロジェクトにしたい。
NTTネオメイトでは、多数の実績を持つ海外ベンダーと連携し、
LoRaWAN™のソリューション開発を進める中で、本プロジェクトを
“NTT西日本グループのシンボルとなる案件にしよう”というメンバー共通の想いがあった。
また政令都市にLPWAをこれほど広域で整備するのは日本国内において前例がないことも、モチベーションとなった。

しかし、いくつかの課題もあった。まずは非常に短納期であること。
2017年6月に受注し、福岡市からの提示は7月末に一部エリアに展開し、
9月には福岡市内の指定エリアに開通するというタイトなスケジュールだった。
次に、設置場所の選定と、電波の届かない不感エリアの対応。
無線ネットワークの特性上、電波が届かない不感知エリアはどうしても発生してしまう。
そのようなエリアでは、実証実験など参加企業の誘致が厳しくなってしまうため、
改めて電波調査と精緻な置局を実施する必要があった。
これらの課題に対し、福岡市の協力も得て、限られた時間の中で無線基地局の設置を推進し、電波エリアの拡大に成功した。
また、ネットワークを構築するだけではなく、福岡市がめざす「産業の活性化」をどう実現するかも課題だった。
「Fukuoka City LoRaWAN™」への参加企業を誘致し、サービス提供につなげるための広報・集客が必要となる。
これまでSEとして主に技術を専門としていた宮田にとって、お客さまフロントとして営業や広報を考慮したプロジェクトの運営は初めてだった。
宮田

福岡市さまと共に、NTT西日本グループと協力会社の共同提案体制で業界を盛り上げていくことが重要でした。IoTを検討している方でLoRaWAN™をまだご存知でない企業さまも多く、LoRaWAN™の知名度向上のため、実証実験説明会を各地で行いました。ほかにもLoRaWAN™の詳細技術を解説するセミナー(テクニカルセミナー)や、実機を触って開発手法をレクチャーするセミナー(ブートキャンプ)を通じて、開発者を増やす取り組みも実施しました。NTT西日本九州事業本部の皆さまには、福岡での地場企業への参加誘致やフォローなど一丸となって協力していただき、福岡市さまも積極的にシティプロモーションを行っていただけたので、前に進めることができたと思っています。技術だけでなく、" LoRaWAN™の勢いを加速させる"という強い想いをもった人のつながりでビジネスができていくのだと実感できました。

3 ターニングポイント
自分たちがトリガーとなり、社会を変えていく。
ひとりではできないことも、チームなら叶う。
自分たちがトリガーとなり、
社会を変えていく。ひとりでは
できないことも、チームなら叶う。
説明会やセミナーの実施だけでなく、エンドユーザである非IT系の企業の誘致のため、
製品化済みのデバイスの貸し出しを行って参加へのハードルを下げるなど、さまざまな取り組みを実施。
その甲斐あって実証実験には40社以上の企業が参加した。
現在、保育園で園児にシール型センサーデバイスを貼り、
昼寝中の園児の呼吸や体勢を管理する「IoT保育園」や「河川の水位監視」など、
保育・教育、防災、ガス・水道、農業などさまざまな分野で、「Fukuoka City LoRaWAN™」を活用した実証実験が行なわれている。
実証実験を経ていくつかはすでに商品化されており、このプロジェクトは
NTT西日本グループのみならず社内外で大きな関心を集めるようになっていた。
そして、これを契機にIoT業界において「LPWA」の有用性が徐々に浸透してきたことを誰もが感じていた。
岡本

本件はLPWAのファースト案件であり、受注事例もなければ無線基地局の構築経験もなく、ゼロからのスタートでした。何としてでもこの案件を取りに行きたいという想いもあり、手探り状態でベストな方法を模索しながらではありましたが、今では弊社の象徴的なプロジェクトに育っていき、充実感や達成感はひとしおです。

4 ブレイクスルー
積極的なプロモーション展開で
世間の関心を集めるプロジェクトに成長。
積極的なプロモーション展開で
世間の関心を集める
プロジェクトに成長。
当初からNTT西日本ビジネスデザイン部もプロジェクトをサポートしており、四宮がプロジェクトに参画。
すでに実証実験をはじめている企業へのフォローおよび、さらなる参加企業誘致のためのプロモーションに尽力した。

「LoRaWAN™を活用して、どんなサービスが展開できるかイメージできない」というスタートアップの声には、
すでにLoRaWAN™を使ってデバイスの開発や実証実験を実施している企業に協力を仰ぎ、無料セミナーを開催。
また、LoRaWAN™を使ってどんなサービスを展開するかといった
サービス検討のグループワークを実施し、さまざまなアイデアが飛び出した。
同時に、メディア向けのプロモーションでは、福岡のテレビ番組で特集を組まれたり、
日経BPなどで記事が掲載されるなど、IoT業界に限らず一般への認知も少しずつ向上していった。
四宮

プロモーションではLoRaWAN™の認知向上を目的にしていますが、本当のゴールはそこではなく、IoTを使ってより良い社会をつくることです。これを使って、これからどんなサービスが生まれるんだろう、どんな風に社会を変えられるんだろうという期待が仕事のモチベーションになっています。

5 アワドリーム
今はまだ通過点のひとつ。
次なるゴールをめざして走り続ける。
今はまだ通過点のひとつ。
次なるゴールをめざして走り続ける。
プロジェクトのスタート後、早々に福岡市から指定された主要エリアがすべて開通。
この頃にはメディアへの露出やCM効果もあり、NTT西日本グループのIoTへの取り組みに対する認知は飛躍的に向上し、
全国のさまざまな企業や自治体から視察依頼が舞い込むようになっていた。
しかし、決してここがゴールではない。
メンバーは他エリアへの水平展開、および実証からの新サービスの創出など
次のフェーズを見据え、すでに動き出している。
宮田

全国から問い合わせが来ていたり、メディアでの露出が増えたり、国としてもIoTの社会実装に向けた取り組みが本格化していることを実感しています。今後は、実証から新サービスの創出につなげ、IoTの社会実装を通じて、NTT西日本グループの収益拡大を果たしていきたいと考えています。

岡本

実務としてサービス企画初期から一気通貫して関わっていくことができたことは、今後のキャリアにおいても貴重な経験になりました。今後もさまざまな実証実験を行っているビジネスデザイン部などと連携しながら推し進めていきますが、あくまで実証実験は目的ではなくきっかけでしかないので、NTT西日本の指針である“ICTで社会課題の解決に寄与する”ようなサービスに育てていきたいと考えています。そしていつか子どもたちに“これ父ちゃんが作ってんで!”なんて胸を張って言いたいですね。

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