NTT西日本グループ 新卒採用情報2020 驚かせ、未来。
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PROJECT STORY

03
  • NTT西日本
  • NTTネオメイト
  • NTTフィールドテクノ

安心・安全な社会づくりへ、
大災害に負けない通信インフラを。

PROJECT MEMBERS
PROJECT MEMBERS
(左から)
  • 植田 隆 TAKASHI UEDA
    NTTフィールドテクノ 関西支店
    設備部
  • 浅越 悟史 SATOSHI ASAGOSHI
    NTT西日本 設備本部
    ネットワーク部 企画部門
    設備企画担当
  • 土井 佑介 YUSUKE DOI
    NTTフィールドテクノ 関西支店
    設備部
  • 大西 直也 NAOYA OHNISHI
    NTTネオメイト 関西支店
    エンジニアリング部
1 プロローグ
南海トラフ巨大地震から通信を守る
「防災3カ年計画」がスタート。
南海トラフ巨大地震から通信を守る
「防災3カ年計画」がスタート。

2011年、東北地方に甚大な被害をもたらした
東日本大震災が発生。
地域社会のライフラインを担う通信の重要性が
あらためてクローズアップされることになった。

NTT西日本グループはこの被災経験を教訓として、
より安心・安全な社会づくりをめざした
通信インフラの災害対策案を早急に検討。
2012年より「防災3カ年計画」をスタートさせ、
今後到来が予測される
南海トラフ巨大地震を想定した災害に強い
通信設備の構築に取り組み始めた。

このプロジェクトの推進役となったのが
NTT西日本をはじめ、
ネットワーク設備の保全・
保守に卓越するNTTネオメイトと
NTTフィールドテクノである。
3社は協同で、広大な西日本を地震や津波などから
守るためにどんな考え方をもとに、
どのように活動を進めたのか。大災害にも屈しない
通信実現に向けた最前線を追いかけた。

2 ミッション
点・線・面の広い観点から通信防備を考慮。
大阪〜和歌山の防災を一から形づくってゆく。
点・線・面の広い観点から
通信防備を考慮。
大阪〜和歌山の防災を
一から形づくってゆく。
防災3カ年計画では基本方針として、災害に強い
設備づくりや通信伝送路の複数ルート化を通じた
“ネットワークの信頼性向上”、
警察や消防など枢要施設への緊急通信を
途切れさせない“重要通信の確保”、
災害発生時に資材面・人材面等で素早く通信回復に
対応する“サービスの早期復旧”の
3項目が掲げられた。
これら方針に基づき、東海・関西・四国・九州の
4エリアでそれぞれ災害対策チームが組まれ、
計画達成への動きが同時に発進。プロジェクトの
事務局としてのプロジェクトマネジメントを
任されたのがNTT西日本の浅越である。
浅越の通常業務は通信設備のシンプル化や
コストダウンを目的とした、将来を見据えた
マイグレーションの検討・推進。
そこに加えて、全社を挙げた巨大プロジェクトの
一翼を担うことになったわけだ。
津波が引き起こした東日本大震災の惨状は記憶に
新しかったが、
公私ともに内陸の環境で
安穏と過ごしてきた自分にこの新たな使命が
まっとうできるのか。
浅越は当初、突如課せられた重責に
戸惑いを隠せなかった。
浅越

防災という観点で自分の仕事を経験したことも考えたこともなかったので、最初は何から手をつければよいのか、非常に困惑しました。大きな目標と方針はあっても、実際にどこの通信設備を、どのようにどこまで強化していくかという基準がない。まずはそれを決めるために東日本大震災における被害をつぶさに調査することから始めました。調べるほどにわかってきたのが、通信設備そのものである建物やケーブル、それらとお客さまを結ぶ電柱や管路のような設備の3つの分野で対策が必要なこと。つまり、点(建物)・線(NTTビル間の設備)・面(NTTビル~お客様間の設備)に及ぶ広い範囲の対応を要することが明らかになったのです。現場への密着度の高いプロジェクトゆえNTT西日本だけでは当然できないため、ある程度方向性が見えてきた段階でNTTネオメイト、NTTフィールドテクノと連携して、補強する場所や方法の具体化を検討していきました。

point01

NTT西日本グループ全体で防災計画の対象になったのは10m以上の高い津波が想定される太平洋沿岸の11府県で、関西エリアの対象は大阪と和歌山。2府県といえども通信設備や中継ルートの数は膨大で、3年でプロジェクトの結果を出すには守るべき重点を絞り込まねばならない。通信の中枢設備が集まるNTTビルの防水、中継ケーブルや伝送管路の補強・増設に迂回ルートの設定etc.…。浅越は幾多の対策を念頭に被災時の住民の行動なども予測しながら案を練り、グループ2社と一丸になって実現を目指した。

3 ターニングポイント
ビジネスではない災害対策をいかに進めるか。
連携と信念を頼りに個々が奮闘を重ねた。
ビジネスではない災害対策を
いかに進めるか。
連携と信念を頼りに個々が奮闘を重ねた。
浅越を司令塔にプロジェクトメンバーになったのが、
NTTネオメイトの大西、NTTフィールドテクノの土井と植田。
それぞれが主に担った役割は、
大西がNTTビル内、NTTビル間を結ぶ
中継ルート等の工事内容・スケジュールの調整
および必要コストの算定、土井がNTTビル外の
防災設備構築の基本設計、植田が現地工事の各種
手配と稼働調整だ。
一斉にいざ動き出してみると、
目の前に大小含めた実務上の難関が出現。
時々の臨機応変な対応で一つひとつ
に立ち向かうほかはなかった。
浅越

今回のプロジェクトはあくまでNTT西日本グループの自主的な取り組みなので、直接的な利益には結びつかないのが前提。投資と防災効果のバランスをとる点でとても頭を悩ませました。例えば橋梁に設置されている通信管路など、川の下に穴を掘って通せば津波の影響を避けられますが、対策が必要な箇所の全てでそこまでやれるコストも時間もない。また、途中で自治体から提示されたハザードマップのレベルが引き上げられたことで、一度決めた計画案を再検討したりもして…。私にとっては工事の開始直前まで、とにかく難しいことだらけでしたね。

大西

浅越さんから大きな工事方針の提示を受けた後、NTTネオメイトでは具現化のための適切な手段など細部を詰めていく必要があります。具体的にいうと、NTTのビルをつなぐ中継ルートを迂回させるという工事方針に対して、限られた期間とコストでの実現可能性を模索し、関連会社等との会議を幾重に重ね、その結論を導きました。今までに携わったどの案件よりも影響力の大きなプロジェクトであり、プレッシャーは半端ではありませんでしたね。

土井

私が手がけた設備設計自体は通常業務と変わらない一方、年度内にどこまで終わらせないといけないとか、現場工程をにらんでスケジュール通り進めることにはかなり気を遣いました。今回の防災活動は利益を生むものではないので、工事に当たる人たちはどうしてもビジネスになる日常の仕事を優先されがち。そこをうまく調整して期限内にやり切ることが、もっとも苦労したところだったかもしれません。

植田

新しい防災設備の設置などに際して、工事担当者から“物理的にできない”という声が舞い込んだときは正直、冷や汗が出ました。スペースや広さが決まった場所にそれを越える大きさのものを入れようとしても不可能なんですね。そうしたことは現場で初めてわかることで、NTT西日本、NTTネオメイトと一緒にすぐに次善策を練って現場対応をやりくりするのは結構大変でした。

4 ブレイクスルー
プロジェクト遂行を支えた守る」使命感。
メンバーたちの心に新たな灯がともった。
プロジェクト遂行を支えた
「守る」使命感。
メンバーたちの心に新たな灯がともった。
関西地域のプロジェクトは着実に完了への道程を
たどり、防災3か年計画は2014年度中をもって
概ね終了を迎えた。
責務を果たした安堵感に包まれる浅越、大西、土井、
植田の4人には、プロジェクト完遂の要因について
一つの共通した思いがある。
それは各人がNTT西日本グループへの入社時から
片時も忘れたことのない「どんなときも自分たちが
通信を守る」使命感である。
浅越

防災はビジネスではないといいつつ、やっておかないと災害が起きたときに自社にも社会にもものすごい負の影響が出るのは明白。NTT西日本グループの全社員にとって後先に関わらず通信を守るのはあたりまえのことで、働くモチベーションの一つと言えます。今回のプロジェクトでもそうした意識をもとにメンバー皆がいかんなく力を発揮して、時間のない中で先手、先手で設備構築を進めていけたのが成功の大きなポイントだと考えています。

大西

プロジェクトのメイン舞台になった和歌山は、東日本大震災発生と同じ年に大型台風で深刻な被害を受けた場所。その被害は甚大であり、お客様への一刻も早いサービス回復をめざし、災害復旧に奔走している自社の先輩社員たちの様子を目の当たりにしていましたで、今回の防災対策に臨むにあたっては、被害がでてから対応するのではなく、そもそも災害による被害がでない堅牢な設備を構築したいという想いで取り組んでいきました。

植田

東日本大震災での海沿いの大被害を振り返ると、本当に南海トラフ巨大地震で津波が起きれば和歌山も同様になることは簡単に想像できます。それを考えれば全社的な防災計画の一環とはいえ、プロジェクトに参加して少しでも備えに尽力できたことは誇りに思いますね。

土井

ひとたび災害が起きてある場所の通信が大打撃を受ければ、NTT西日本グループ社員は距離や所属は関係なくその場に駆けつけて復旧に当たり、一刻も早く人々の暮らしを元に戻そうという気概を持つ人であふれています。私もこのプロジェクトに携わったことで、自分の中にはっきりそんな思いがあることを自覚できました。

5 アワドリーム
自分を高める大きな糧となったプロジェクト経験。
防災の視点を活かして次のチャレンジへ。
自分を高める大きな糧となった
プロジェクト経験。
防災の視点を活かして次のチャレンジへ。
プロジェクトチームは解散したが、
今回施した災害対策は長い目で見ると
一つの節目を越えただけだ。
新たに防災処置をした通信設備や中継網には延々と
維持・メンテナンスが必要であり、
またその他エリアや集中豪雨等の
新たなリスクについても引き続き対策が必要となる。
NTT西日本グループの防災への
取り組みは限りなく続けねばならない、
世の中に不可欠な事業なのである。4人は最後に、
このたびの経験を踏まえて今後の仕事への
抱負を語ってくれた。
浅越

今回、通信における防災そのものの考え方を決定していく部分で飛躍的な成果を上げられたと自負しています。自分の中にも、お客さまへのサービス全般を俯瞰して、点・線・面のすべてをどう守るかという広い視点を身につけることができた気がします。これからどんな仕事に携わっても、最終的な目的を見据えてこのような視点を活かした思考と行動で臨みたいと考えています。

大西

未来にふさわしい通信ネットワーク構築をこれから手がけていく上で、これまでは意識しつつも、なかなか取り組むことのできなかった大災害時のこともしっかり考えて取り組みたいと思っています。もう一つ、グループの連携力の強さもこのプロジェクトで実感できたので、先々のさまざまな仕事でより密に協力し合っていきたいですね。

土井

誰が見ても構築しやすく、保守しやすい設備。災害発生時にも迅速に回復できるそんな通信設備を設計したい気持ちがあらためて強くなりました。それを実現していくことで、防災以外の分野でもお客さまにより満足いただけるサービス提供につながるはず。さらに気を引き締めて自分の仕事に集中していきたいと思います。

植田

今回のプロジェクトでNTT西日本にNTTネオメイト、自社のエンジニアリングや計画、保守部門など、多くの仲間との連携の輪が広がりました。このつながりを大切にして、日々一つひとつの仕事の品質アップを目指していきたいと考えています。小さなその積み重ねが大きな防災を実現することになるとも思いますので、精進して頑張りたいですね。

point02

どんな災害にも負けない通信をつくり、守る。防災プロジェクトはNTT西日本グループにとって確かな未来を築き上げるための布石であり、メンバーたちにとって自身を次のステップへ飛躍させるスプリングボードとなったことは間違いない。

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